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ソニーのDNAとソニー不動産・マイナンバーの申告書記載

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バードレポート・トピックス版 2015.2.5.



ソニーのDNA? ソニー不動産が注目されます。


全国賃貸住宅新聞の2014年10大ニュースの3位は「ソニー不動産が始動、業界を揺るがす新参者となるか」、住宅新報の2014年業界重大ニュースには「エージェント広まる 仲介業の在り方、変革へ」。

ソニー不動産社長はパナソニック入社でソニーに転職。「平井(ソニー社長)に不動産事業の計画を持っていくと第一声は『なぜ不動産なんだ』。ソニー生命やソニー銀行もはじめは社内の反発もありましたが今やソニーの収入源。5年後や10年後、ソニー不動産をやってよかったという時代が必ず来ますと説得しました。説明が終わると『ソニーのDNAそのもの』と賛同してくれた」(日経ヴェリタス2015.1.11.)

不動産仲介の極意は、売主に安めに売らせること…だとか。それができたなら、買い仲介も容易に取れて、両手仲介で6%確保できます。

売り専任仲介なら業者間情報網レインズに物件公開。しかし他業者の問い合わせには客がいなくても「商談中・売り止め」と答え物件を囲い込みます。

各レインズは2013年10月から軒並み「元付け業者による登録物件の正当な事由のない紹介拒否行為の禁止」。理由ない「商談中・売り止め」は禁止で、コンプラ違反です。両手取引は減少が当然のはず。

2014上期の流通取扱上位3社の平均手数料率。全て両手仲介なら6%、片手なら3%です。

三井不動産リアルティ5.59%(前年比+0.27%)/住友不動産販売4.88%(前年比−0.45%)/東急リバブル4.10%(前年比−0.29%)。トップ企業は両手仲介が増加している?。両手仲介を目指さなければとても困難な数字でしょう。 (週刊住宅2014.11.24.)

高難度仲介も簡単仲介でも手数料は一律3%プラス6万円の事実上の公定価格。消費者感覚では両手仲介(双方代理)そのものも、公定価格も「オカシイ」。

ソニー不動産の顧客満足度指標は「ソニー不動産を友人に勧めたいと思いますか」の1点のみで、ソニー生命と同指標。(全国賃貸住宅新聞2015.1.5)

両手仲介は原則禁止、売却専門又は購入専門のエージェントに徹し、仲介料は実費積み上げでソニー損保と同じ「かかったぶんだけ」。上限額3%プラス6万円のところ昨秋は2%チョットとのことでした。

ソニー不動産は建設業許可を取得し、大型リフォーム請負や賃貸住宅の設計施工に参入、マンション買取再販にも参入します。 (住宅新報2015.1.13)

昔の大手生保は「ソニーなんかに保険がわかるか」。ソニーが保険営業を変え現在の地位を築くとは想像もできませんでした。ソニー生命は男性ライフプランナーのコンサル営業で生保市場に風穴を開けます。

それまでは保険会社都合優先の硬直した商品でどの保険会社も同じ商品。保険料も全会社一律の公定価格、配当金までも横並び。それを生保レディが義理・人情・プレゼントで押し込み販売。他に選択肢がなかった消費者はそれを当然と思い込まされていました。しかし従来と全く違うコンサル営業と保険商品に接して消費者は目が覚めます。ソニーは消費者の信頼を得て、そして消費者は友人に勧めました。

ソニー銀行は日経の金融機関ランキングで顧客満足度8年連続首位です。自由競争グローバルエレキ市場では苦闘する「ソニーのDNA」も、硬直した国内規制市場を切り崩すには強烈過ぎるDNAでしょう。

かつて大手生保に身を置いていた筆者は今の不動産流通業界に昔の生保業界の空気を感じます。「ソニーなんかに不動産が…」と油断したらやられますよ。

マイナンバーを申告書等に記載すると


「マイナンバー法」は名前の妙なのか、大きな反対もなく2012年に国会を通過です。実態は「国民総背番号法」です。マイナンバーの各国民への通知が平成27年10月開始。法人にも番号が振られます。

国税庁長官は今年を「マイナンバー元年」。様々な書式改訂です。12月24日公開「給与所得者の扶養控除等申告書(勤務先へ提出する申告書式)」は番号欄だらけ。給与支払者の法人番号・あなたの個人番号・配偶者の個人番号・控除対象扶養者の個人番号。

税務署のパソコンに配偶者の番号を打ち込むと、配偶者のパート収入がパッとでてくるようになる?。

税制改正大綱には「国税通則法を改正し、銀行等に対しマイナンバーによって検索できる状態で預貯金情報を管理する義務を課す」。

預金者が銀行にマイナンバーを教えるかは当面は任意ですが、いずれ義務となれば「配偶者の銀行残高」も税務署のパソコンに表示されるのでしょう。

「マイナンバー キリ番ならば 好きになる」

(速報税理2015.1.11,納税通信2015.1.5.)

バードレポートトピックス版2014.10.23.


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